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ここでは人力車の製作過程についてご紹介させていただきます。
写真・動画と共に職人の製作風景をご覧ください。
1、人力車の胴体(座席部)の製作
胴体(座席部)の製作は木の切り出しから始まります。三人用人力車の座席は二人用より25センチ幅広です。そして座席、肘掛け、蹴込(けこみ:乗客が足を休めおく所)の取り付けを行います。
2、人力車を引くための舵棒(かじぼう)の製作
舵棒は樫(かし)の木を使って作ります。左側の画像は削り出しし前から完成形までの段階です。右側の写真は舵棒の先端に取り付け車夫が握る部分で象鼻(ぞうばな)といいます。
3、人力車の雨除け(屋根)の製作
幌を張る部分は孟宗竹(もうそうちく)、真竹(まだけ)などを使って作ります。火で炙ることで竹を曲げています。竹は強度重視、軽さ重視などによって使い分けます。
4、人力車の車輪の組み立て
車輪の中心部分のハブ、外周部分を支えているリム、それらをつなぐスポークなどの部品を組み立てます。人力車に使用される車輪の大きさは基本41インチです。
5、上記以外の主要なパーツ紹介
写真左上は泥除け。その名の通り車輪から飛び跳ねる泥を防ぐものです。
写真右上はバネ。車体の振動を吸収するクッションの働きをするものです。
写真左下は扇金具(おおぎかなぐ)。幌の張る五本の竹を支える金具です。
写真右下はマタギ。幌の開閉を行う部分を支える金具です。
6、組み立てる
全てのパーツを組み立てていきます。車輪の取り付けなどは一人で行える作業ではないので二人がかりで行います。
7、完成
全てのパーツを組み立て完成した人力車に製作者自ら乗車し、わざと段差を上り下りしてバネがきちんと効いているかなど乗り心地、安全性を調べます。
このように職人たちの磨かれた技によって丁寧に製作された重厚な人力車を、皆様の元へ自信を持ってお届けしております。
人力車のことなら「くるま屋-人力車工房-」に、お任せください。
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